"[トモミのひとりごと] 家族のこと"カテゴリーの記事一覧
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6月。アメリカは夏休み。
(うちは日系幼稚園なので7月20日までだけど)
日本に里帰りする人のピークもこの時期から始まります。
うちも帰ろうかと思いましたが、思っただけ(笑)
6月中旬に法事があり、はにーちゃんはとんぼ返りで福岡へ。
その帰りに私の父母を一緒に連れてきてくれました。
母なんてもう何度も来ているのに、やっぱり最初は腰が重いらしい。
「ジェシーが一緒なら心強いわ~」と、それまで「今年は行けるやろか~」「来年かな~」なんて言ってた父まで一緒に来ることになった。
滞在日数、2週間。
どうせなら子供たちが完全に夏休みに入ってからの方が私も楽だし、遊びにも行けるしだったのに、用心棒がついているというだけでこの時期にあっさり決定。
こんなことに父母の歳を感じます。
到着早々、たくさんのツボをついたお土産に大興奮の子供たち。
福岡のジイジ&バアバ、法事に一緒に帰ってたアンティにまでいただいて、
家の中は「ゴーカイジャー」と「スイートプリキュア」ものばかり。
私がパパにお願いした学校用の上履き、水中眼鏡(日本製が良いんです)、折り紙や鉛筆などもゲットし、家の中が一気に潤う。
そしてまさかの
!!!
最近の日本の子供たちは(アメリカもか)これが無いと始まらないそう。
里花のキンダー入学祝ということで、私にはファミコンすら買ってくれなかった母が買いました。
孫ってすごい。
いきなりのチョイスだったので少しビックリしましたが、よーく見るとこれはDSi!!!
そう!Wiiのカラオケでリモコンになるヤツー!
早速専用ソフトをダウンロード。使い勝手も良し。
親の方が喜んでいます。さんきゅー♪
昨年は滞在日数が短いこともあって、遠出はせずにゆっくりした。
それが年寄りには良かったみたいで、今年も近場で子供たちと楽しめるところに絞りました。
まずはイチゴ狩り。
ブルーベリーも楽しめて、ラズベリーも積み頃。
ラズベリーって実にポッカリ穴が開いているんだけど、その理由が実際に摘んでみて分りました。
「こんなん、日本で買ったら高いのになー」とは母。
イチゴ狩りは任せて! の里花さんは
「ジイジ、ちゃんと甘いかどうか食べてみてから入れてね。ここは食べ放題だからね、いくら食べてもいいんだよ」
だって。
なんとなーく関西DNAを感じずにはいられなかった私です・・・。
お庭でのBBQは父の好きなキングクラブを焼いてみました。
自分が生まれ育った猟師町でしか獲れない、名前も無いようなカニしか知らない父。
それはそれで地元の人しか口にすることのない、貴重でとてもおいしいカニなんだけど、
それが1番と思い込んでいる見識の狭さが娘としては悲しかった。
2年前にハワイに行ったときに初めてキングクラブにトライし、
「日本じゃなくてもカニはうまいんだー」
と実感してくれたみたい。
アメリカではBBQは男の仕事。
ジイジ、はにーちゃん、航晴で楽しそうに焼いてくれました。
発表会も運動会も終わったあとで、何のイベントも無い6月中旬から下旬。
幸いにも一つだけ参加できるイベントがありました。
航晴のお誕生日会。
6月生まれの航晴が幼稚園でお祝いされるわけです。
幼稚園の中の様子も、航ちゃんが幼稚園では猫をかぶっていることも全部見せることができて良かったなあ。
相変わらず、母がいると家事は2倍速。なんとも楽チン。
ママ友と大事な用事で朝から出かけた日も、家に戻ったら掃除機までかけてくれていた。
本当に貴重・・・。そして感謝。
皿洗い担当のはにーちゃんも夢のような2週間であったことでしょう(笑)
最後は近所のビーチで行われたカーニバルに出向きました。
航晴が1歳のときに母は来たことがあるんだけど父は初めて。
アメリカのお祭りで売っているものに興味心身で、屋台を一軒づつ、ゆっくりと見ていました。
だいぶん物事が分ってきたうちの子達。
里花は「ジイジとバアバがもうすぐ帰る」と分ったときから毎日泣いていました。
日本はすごく遠くて、飛行機でお泊りしないと行けないようなところ。
「どうしてもっと長く居てくれないの?」とたずねたら、
「ジイジもお仕事があるから」と言われ、
「それならジイジはお仕事を辞めたらいいのに」と言っていました。
実際、父はとっくに引退しても良い年齢。
私達家族はいつもそう思っています。だけど仕事一筋の父には言えないの。
なんだかそれを里花が代弁しているみたいで妙に切なかったです。
ジイジにお仕事がなければ年末とか気にせずにクリスマスなんかも一緒に楽しめるのにね。
おしゃべりもしっかりできるようになった航ちゃんは、ジイジ&バアバといっぱいしゃべって、日本でやりたいことがたくさんたくさん膨らんだようです。
電車に乗ったりバスに乗ったり庭先で花火をしたりおいしいラーメンを食べたり・・・
「こーしぇー、日本行くから!」
来年はかなえてあげたいなあと思います。
今度は日本で会おうね!PR