トモミのひとりごと

今年度も残すところあと2ヶ月。
里花さんはもうすっかり慣れて、家より幼稚園が良いくらい。
お友達の名前もいろいろ出てくる中で、いつも聞く名前がかなり定着してきました。

そのうちの一人、Eちゃん。
朝、幼稚園の駐車場で会おうものなら



「りかちゃあ～ん！」



「Eちゃああああ～ん！」




ハグ！　はしないけど、そんな勢いでお手てつないで
「いっしょに　いこ！」と仲良く教室に入っていきます。
まあそれはそれは親から見ても、とてもかわいらしくラブラブなのであります。


で、Eちゃんのママが「一度うちに遊びに来て」と誘ってくれて、
やったー！　と大喜びの里花。（母も小躍りしたさ)
だけど、諸事情で1週間ずれてしまい、彼女はながーく、ながーく、首を伸ばして待っていました。

幼稚園の先生にも　「Eちゃんのおうちに行くのを楽しみにしているみたいですね」
って言われたし、パパにも何度話したことか・・・。



そして迎えた運命の日（笑）
朝からハイテンションの里花。
「今日、幼稚園終わったら、Eちゃんのおうちに遊びに行くんだよね！」
と上機嫌で学校に行きました。




里花を送って家に着いてしばらくしたとき、Eちゃんママから電話。

「Eが朝起きたら熱を出してて・・・」

あちらも里花が来ることを楽しみにしてくれてて、少し興奮してしまった模様。
子供がいたら当日の事情変更は日常茶飯事。
ひたすら謝るEちゃんママに「気にしないで」と何度も言いながら電話を切りました。

Eちゃんはそれでも里花に来て欲しいから、平気なフリしているんだって。
38.5度もあるのに。なんてかわいらしい。

Eちゃんにはお姉ちゃんがいて、今まではお姉ちゃんのお友達とか、その妹弟ちゃんと関わる機会がほとんどだったそう。
今の幼稚園に行くようになって、Eちゃんが初めて自分で見つけた大好きなお友達のひとりが里花なんですって。

そんなん聞いたらねえ、オバちゃんギュウッってしたくなっちゃうよ（笑）


もちろん里花にとってもEちゃんは自分で見つけた初めてのお友達の一人。
Eちゃんとはケンカしないの？　って聞いたら

「しないよー、だってEちゃんとりか、なかよしだもん」　だって。




お迎え時、どう反応するかな～　と緊張しながらことのいきさつを話すと

「分かった」

って、半べそで、こみ上げるものをぐっとこらえている里花さんでした。
お熱が出たら遊びどころじゃないてこと、この間の肺炎で実感してますからね。


その話をパパにしたら、
「かわいそうにい～。今日はアイスクリームでも食べに連れて行ってやろうか」
だって。　
ったく甘いんだから。


当の本人はというと、先ほどのショックはどこへやら、
ケロッといつものように航晴と遊んでいました。
そして夕食時、

「りかねー、きょう　ようちえんで　か　し　わ　も　ち　たべたんだよー」


そっか。「こどもの日」だから柏餅食べたんだね。
必死で思い出しながら話す「かしわもち」がおもしろい。
それならアイスは今度でいっか。


来週こそ、Eちゃんのおうちに遊びに行けるといいね。