×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日、DELMACと呼ばれる会議に出てきました。
District Englishlerner Multicultural Advisory Commitee
ここトーランスでは英語が十分でない子供に対し、いろんなサポートがあります。
まずは年一回受けるテスト=CELDT
CELDT・・・California English Language Development Test の略。
「セルト」と呼ばれます。
【以下抜粋】
州法および連邦法はカリフォルニア州の学校区に対し、家庭言語が英語でない生徒へ州統一テストを実施することを義務付けています。
このテストを「セルト」と呼びます。
家庭で英語以外の言語が使われている生徒は全員、最初にカリフォルニアの公立学校に入学したあと、30日以内にこのテストを受けなければなりません。
【ここまで】
通常キンダーガーデンの申し込みをした際に(ここで家庭での言語が英語のみでないということを記入する欄がある)
学校の方から連絡が行き、テストを受けるLanguage Assesment Centerから試験日の通知がやってきます。
うちは7月13日午前9時からの指定を受けました。
時間は大体1時間ほどでした。
案内のお手紙には「30分から3時間半」なんて、超大幅な時間枠を設けられていたのですが、お友達も一緒に受けた子も約1時間でした。
(テストは個別に行われます)
テスト内容はキンダーと一年生は聞き取りと会話テストのみ。
2年生から12年生までは聞き取り、読み取り、会話、作文の実力テスト(←これが2時間ほどかかる模様)がおこなわれ、レベルが決まります
そして毎年1度、このCELDTを受けて、どのくらい上達したかをモニタリングしながら各項目が熟達レベルに達するまで続けられます。
テストの結果は学校にも親にも連絡されます。
テスト当日の里花さん。
「なにしたのー?」って聞いてもあんまり答えてくれない。
それよりも先生と交わしたであろう何でもない会話の内容を教えてくれる。
「りかがねー、たくさん紙を見つけたから、Wha's this? って聞いたのねー」
「そしたら先生が 紙よー って。お勉強に使うのよーって言ってたー」
これがテストなのかどうかは全く分かりません。
3週間後、結果が郵送で送られてきました。
分かっていたけど結果は「初級」
初級さんは普通クラスにおいて英語指導のプログラムが組み込まれた授業を受けます。また時にはレベルに合わせて担任が指導するプログラムもあるそう。
このあたりは学校によってまちまちみたいです。
授業中に呼び出して別室でプログラムを与えたり、早朝クラスがあったり、放課後クラスがあったり。
CELDTの説明が長くなったけど、このテストやESLの子供たちの英語熟達をサポートするのが今日出た会議。
現在トーランスには3700人ほどのESL生がいるというのに、出席した親は100人もいなかった。
ご案内のお手紙は「まあ出なくても良いかなー」みたいな感じはあったんだけど、最初だし出てみたら、私としては出席して良かったなあと思いました。
この会議と、各学校で行われるELMAC会議とをあわせ、各学校での英語学習が州の求める英語熟達への道にそれていないかを検討していくわけです。
本を読み聞かせるコツとか、宿題のヒントなど、ためになるお話もたくさん聞けました。
そして数人ではあったけど、High SchoolやMiddle Schoolに通っている日本人のお子さんの話も聞けたりして勉強になりました。
そして一番びっくりしたというか、心に残ったのは、この会議やこのプログラムというのは英語を話せるようになるためだけが目的ではなく、
真の目的は「バイリンガルを育てる」というところにあること。
だから家でどんどん母国語を話しなさいといわれました。
下手な英語を(Limitedという言葉を使われていました)親が家で使ったら、その時点で子供の英語と日本語はLimitedになるそうです。
CELDTの中にも母国語のテストが含まれています。
キンダーが始まって宿題も出て、おかあちゃんどうしよー ってすごくあせってた。お友達もそんなプレッシャーに詰まっている感じで、涙しながら話すこともあった。
だけどトーランスに関しえ言えば、このプログラムがサポートする上で必要な通訳さんがたくさん登録されているとのこと。
わからないことがあったり、個人面談で先生と1対1でどうしよー と思ったら遠慮なく学校に問い合わせてくださいですって。
各学校必ず数名の通訳者が登録されているそうです。
だから家では思いっきり日本語で教えていいんだー と少し楽になりました。
小学校卒業時か中学卒業時、もしくは高校卒業時に、「バイリンガルの称号」を与えるというシステムが今年から始まりました。
CELDTの結果だけでなく、他のテストや、先生との面談や推薦などもあって初めていただける称号ですが、子供のアイデンティティーをはっきりさせるためにもとても良いことだなあと思います。
自分の子供がどうやってバイリンガルになっていくのか、すごく興味深い。できるなら自分もそのプログラムに入ってみたいもんだが・・・。
District Englishlerner Multicultural Advisory Commitee
ここトーランスでは英語が十分でない子供に対し、いろんなサポートがあります。
まずは年一回受けるテスト=CELDT
CELDT・・・California English Language Development Test の略。
「セルト」と呼ばれます。
【以下抜粋】
州法および連邦法はカリフォルニア州の学校区に対し、家庭言語が英語でない生徒へ州統一テストを実施することを義務付けています。
このテストを「セルト」と呼びます。
家庭で英語以外の言語が使われている生徒は全員、最初にカリフォルニアの公立学校に入学したあと、30日以内にこのテストを受けなければなりません。
【ここまで】
通常キンダーガーデンの申し込みをした際に(ここで家庭での言語が英語のみでないということを記入する欄がある)
学校の方から連絡が行き、テストを受けるLanguage Assesment Centerから試験日の通知がやってきます。
うちは7月13日午前9時からの指定を受けました。
時間は大体1時間ほどでした。
案内のお手紙には「30分から3時間半」なんて、超大幅な時間枠を設けられていたのですが、お友達も一緒に受けた子も約1時間でした。
(テストは個別に行われます)
テスト内容はキンダーと一年生は聞き取りと会話テストのみ。
2年生から12年生までは聞き取り、読み取り、会話、作文の実力テスト(←これが2時間ほどかかる模様)がおこなわれ、レベルが決まります
そして毎年1度、このCELDTを受けて、どのくらい上達したかをモニタリングしながら各項目が熟達レベルに達するまで続けられます。
テストの結果は学校にも親にも連絡されます。
テスト当日の里花さん。
「なにしたのー?」って聞いてもあんまり答えてくれない。
それよりも先生と交わしたであろう何でもない会話の内容を教えてくれる。
「りかがねー、たくさん紙を見つけたから、Wha's this? って聞いたのねー」
「そしたら先生が 紙よー って。お勉強に使うのよーって言ってたー」
これがテストなのかどうかは全く分かりません。
3週間後、結果が郵送で送られてきました。
分かっていたけど結果は「初級」
初級さんは普通クラスにおいて英語指導のプログラムが組み込まれた授業を受けます。また時にはレベルに合わせて担任が指導するプログラムもあるそう。
このあたりは学校によってまちまちみたいです。
授業中に呼び出して別室でプログラムを与えたり、早朝クラスがあったり、放課後クラスがあったり。
CELDTの説明が長くなったけど、このテストやESLの子供たちの英語熟達をサポートするのが今日出た会議。
現在トーランスには3700人ほどのESL生がいるというのに、出席した親は100人もいなかった。
ご案内のお手紙は「まあ出なくても良いかなー」みたいな感じはあったんだけど、最初だし出てみたら、私としては出席して良かったなあと思いました。
この会議と、各学校で行われるELMAC会議とをあわせ、各学校での英語学習が州の求める英語熟達への道にそれていないかを検討していくわけです。
本を読み聞かせるコツとか、宿題のヒントなど、ためになるお話もたくさん聞けました。
そして数人ではあったけど、High SchoolやMiddle Schoolに通っている日本人のお子さんの話も聞けたりして勉強になりました。
そして一番びっくりしたというか、心に残ったのは、この会議やこのプログラムというのは英語を話せるようになるためだけが目的ではなく、
真の目的は「バイリンガルを育てる」というところにあること。
だから家でどんどん母国語を話しなさいといわれました。
下手な英語を(Limitedという言葉を使われていました)親が家で使ったら、その時点で子供の英語と日本語はLimitedになるそうです。
CELDTの中にも母国語のテストが含まれています。
キンダーが始まって宿題も出て、おかあちゃんどうしよー ってすごくあせってた。お友達もそんなプレッシャーに詰まっている感じで、涙しながら話すこともあった。
だけどトーランスに関しえ言えば、このプログラムがサポートする上で必要な通訳さんがたくさん登録されているとのこと。
わからないことがあったり、個人面談で先生と1対1でどうしよー と思ったら遠慮なく学校に問い合わせてくださいですって。
各学校必ず数名の通訳者が登録されているそうです。
だから家では思いっきり日本語で教えていいんだー と少し楽になりました。
小学校卒業時か中学卒業時、もしくは高校卒業時に、「バイリンガルの称号」を与えるというシステムが今年から始まりました。
CELDTの結果だけでなく、他のテストや、先生との面談や推薦などもあって初めていただける称号ですが、子供のアイデンティティーをはっきりさせるためにもとても良いことだなあと思います。
自分の子供がどうやってバイリンガルになっていくのか、すごく興味深い。できるなら自分もそのプログラムに入ってみたいもんだが・・・。
PR
コメント
1. イイね♪
我が家には子供がまだ居ないけど、出来たら家では完全日本語って決めてるんだァ~。
だって、言い回しとか…無理だもん!知らないもん!
専門家の人が どうやったら子供のアイデンティティーを確立できるかって取り組んでくれているのは 素晴らしいことだよね。
Re:イイね♪
実際、学校に行きだすとあまりにも自分の子が英語できなくて焦っちゃったり、やっぱプリスクール行かせておけば良かったか~・・・ と後悔しそうになるんだけど、ここはグッとガマンだと思って自分に言い聞かせています。
ダンナが思春期に悩んだり落ち込んだりした という話を聞いているから、なおのことアイデンティティーはしっかりさせながら育てたいんだよね。