"[トモミのひとりごと] アメリカ生活"カテゴリーの記事一覧
-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
我が家の左隣が空いてから久しく経過していたけれど、先日新しい家族(韓国人ファミリー)が引っ越してきた。
ここの2歳の女の子がえらくかわいらしくて、里花たちがパティオで遊んでいると興味深げに寄ってくる。
土曜日は友達家族が遊びに来ていたので、最初は人数に圧倒されていたみたいだけど、
あっという間に仲良し。
そこへ彼女のお兄ちゃんがやってきた(10歳)
2歳&3歳児の輪の中に入ってきて、見た目はちょっと異様だったのだけど、
そのうちに自分が持っていたカイトで、子供達を中央の広場に誘導。
お兄ちゃんはそのカイトを子供達に順番に持たせて遊んでくれる。
里花が嬉しそうに引っ張って走ってる。
すぐにカイトは撃沈してしまうので、里花が「もう一度」とせがむと、
「次はこの子の番だから」って、お友達にさせてくれる。
10歳の子がこんな小さな子供の相手なんてつまんないだろうし、
自分が思いっきりカイトで遊びたいと思うのだけど、
彼はとても上手に相手してくれるんだよねえ。
妹との歳が離れているので慣れているんだろうなあ。
次の日の日曜日。
私は午前中2時間ほど用事があったので、パパに子供を任せて出かけたのだけど、またパティオでお隣りさんと遊んでいたらしい。
やはりお兄ちゃんがカイトで一緒に遊んでくれてたのだけど、
途中、妹が「ままごとをしたい」と言い出したので、パティオに戻りおままごとにつきあう。
その後ポップコーンを小さなコップに入れて渡してくれ、うちの子供たちは始終ご機嫌だったそう。
パパはその間中PCで仕事してたんだって。
いやあ、お兄ちゃんにお金を払わないとな(笑)
そして日曜日の夜。
夕飯から戻って来たら、3軒先が賑やか。
うちの右隣から4軒&右隣のお二階さんは仲が良くてしょっちゅう誰かの家に集まってワインを飲みながらパティオで語らいでいる。
そこへ通りがかったので
「ちょっと寄っていきなさいよ」
と止められた。
彼らはうちの子供達をとてもかわいがってくれる。
今でこそ子供の数が増えてきたうちのアパート。
だけど私たちが入居した頃は里花と航晴しか小さな子供がいなかったのもあって、すごく気にしていてくれてた。
隣人の一人「アンニャ」は特にかわいがってくれて、最近は自分がプールに行く時に誘ってくれたりもする。
そして今日しきりに言ってたのは
「タミー(トモミといえずにタミーになってる・・・)は毎日子供達と接して大変だから、時々は私が見てあげる。そうしたら何時間かでもタミーも出かけたりして、自分の時間が持てるでしょ。」
いやね、嬉しくてマジ涙出た。
ここのところ育児ストレスが溜まっていて、
「もう2人とも幼稚園にでも行ってくれ~」って心底思ってたのです。
まあ実際里花は幼稚園に行く年齢なのだけど、恥ずかしい話、
「どっかいって~!」
って思ってしまうことが続いていたので、気持ちが参ってたんですね。
自分で選んだ道とはいえ、親元から離れての生活。
ちょっと実家に子供を預けて・・・ っていうことができない環境は時々息を詰まらせる。
アンニャは酔っ払ってた勢いもあって、ジェシーに
「ジェシーは朝起きたら会社に行ってパラダイスだけど、タミーは大変なのよ~」
だって。
なんかね、ママさんなら分かるかな?
そういう言葉で救われてる自分がいるわけですよ。
時々、うちの母ってどうやって子育てしてたのかな~って考えることがある。
年子3人(!)のママやってたわけですからね。
でも近所に自分の方の兄姉なんかが住んでいたので、てっきりそこにヘルプをしてもらっていたのかと思いきや、
「同じマンションの人たちと交代でみてた」
と意外な回答。
ああ~、NちゃんとこのママやCちゃんとこのママと協力してたんだあ。
そういえば、しょっちゅう一緒だったなあ。
幼稚園にしても、お友達にしても、たとえ親戚でも、他人に子供を預けるって、結構勇気がいるもの。特に最初はね。
けどちょっとその垣根を取っ払って、甘える勇気に変えたらかなり楽になるんだよな。
アンニャはもうおばあちゃんの年齢だけど、子供達ととても上手に遊んでくれる。
英語もままならないうちの子達だけど、なんか楽しそう。
私もワインを頂いていい気分になっていたので、
「ほんとに今度、アンニャにお願いしようかな」
って思えてた。
思っただけですごく楽になる自分がいた。
1時間ほどお話をして家に戻ったとき、里花は
「これ、アンニャ」
って、アンニャの顔を書いていた。
里花もアンニャが大好きみたい。
ママになって3年。
当たり前のように家にいて、子供達と一緒に過ごしてきたけれど、
子供達のためにも、自分のためにも、ちょっと環境を変える時期に来ているみたい。
素敵なご近所さんのおかげでそのことに前向きになることができました。
ありがとう♪PR