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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

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トライアウト
次年度のトライアウトが実施されました。

この時期、大体どこのクラブチームもトライアウトを行うので、日程が集中しがち。ライバルクラブは同じ日程で組んできたりね。

ので受験者はよく考えて受けたいところを絞り込み、スケジュールを立てることになる。
ちなみに前年度と同じクラブチームに入るにも毎年受けなければなりません。

里花さんは今回初めて入ったこの「Beach Futbol Club」が気に入ったようで、
来年度もBeachに残りたいと言っている。
だけど、1軍でやれないなら、他のクラブチームも受ける という。

この「1軍でやれないなら」の部分。引き出すのに時間がかかりました。


だって、「来年もBeachのままで良い~」 って言うくせにほかのトライアウトも受けるというんだもん。
矛盾しているじゃんね。

理由を聞いても 「一応、一応ね」っていうから、「ふうん」なんて思ってましたが。。





トライアウト日の2日前、監督からEメールが届きました。

「里花には来年も1軍でプレーしてもらいたい」





なんと、選ばれたプレーヤーだけに来る「トライアウト免除のオファー」が来ました!

初めてのことなので詳しくは良く分からないのだけど、
アメリカのクラブチーム連盟みたいなところの規則によると、
既存の選手も必ず1年に一度トライアウトを受けさせないといけない のだが、
監督?クラブ? の権限として、トライアウトなしで残留させるプレーヤーを数名選ぶことはできる
らしい。

その数5名ほどなので、他のチームメイトには言わないでほしいと口止めされた。
と同時に、トライアウトを効率的に行うために、このオファーを受け入れるのかどうかを
時前にお返事していただきたい。ともきた。


里花に報告。顔がニヤッとする。


「りか、今度もビーチにする―! もう最高のお誕生日プレゼント!」

そりゃそうだ。本当に良かったね。




この一年、初めてのクラブでそのシステムやトップチームとしてのスピードに戸惑ってて、
ポジションもやったことのないところへ放り込まれたりして、大丈夫かなというシーンが多々ありました。
チームとしても4人ほどが立て続けに骨折して、フルメンバーでない状態が続き、結果も伴わず、自身の実力も自信もくすぶってる。
いつも笑顔で里花のサッカーを見てたパパがイライラしたりして、サッカーが良く分からない私はどうしてあげたら良いんだろうってとても悩んでいました。

シーズン後半になって少しづつ里花のプレーがチームに馴染んできた。
そんなときに来年度の1軍監督が交代するというニュースが入り、少し落ち込みました。
チームとしてもやっとここまで固まってきたところ。せめて今の監督にもう一年観ていただきたかったなー と。
でもクラブが決めたこと。仕方ない。


早速、新監督が今の練習を見にきたり、新監督の練習に召集された。
今のチームは計12人。来年度から11人制に増えるので、控え選手を入れても2軍に落ちることはないかなー と親バカですが、少し思ってました。

でもまさか特別枠に入れるとは思ってなくて。
そんなのがあるのも知らなかったし。
すごくびっくりしました。

と同時に、親の見えないところでも、ちゃんとやってるんだなあと改めて感心したし、
里花の実力を新監督も評価してくれたんだと嬉しくなりました。
本当にありがたいことです。

昨年、ドキドキで参加した初めてのトライアウト。
ゼッケンつけて大人数でプレーをしている里花をボードを持ったおじさんたちがウロウロしながら見ている。
その時は全然わからなかったけど、里花よりずっと離れたフィールドで交代もせずプレーしていたのが今のチームメイトたち。

今年はその離れたところで里花はプレーしてました。

選ばれた子だけが上る階段。アメリカらしい特別なレールが敷かれたコース。
わが娘は今そこにいる。

母、その世界が怖くておしっこちびりそうだけど、頑張って応援します!


今年もたくさんの受験者が居ました

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