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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

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落ち着かない病室
陣痛室から移動したのは3人部屋。実際には私ともう一人しかいなかったけれど、シャワー室が部屋内にある関係で男性は泊まることはできない。その上、付き添いで泊まれるのはひとりだけということで、私の母だけが病院に残ることになった。ジェシーと恵美子ちゃんは気の毒にも朝の5時過ぎに家に帰らされたのであります。

って言っても、私はベッドだけれど母はイスのみ。当然里花は泣くし、隣の赤ちゃんだって泣いている。看護婦さんは頻繁にやってくるし で、たいして寝られないんだけどね。

里花の泣き声は本当に大きい。いろんな赤ちゃんを見てきたけれど、「ふえっ、ふえっ」って泣く子や、「おぎゃー」と、声がこもったような音量で泣く子もいるのに
里花は「んっぎゃあああーーーーーーー!!!」って感じ。
お隣の赤ちゃんはとても静かなのでさぞかしうるさいと思っているだろうなあと感じたので、「ごめんね、うるさくて」って謝った。そしたらそのお母さんは「いいのよ。うちも昨晩そうだったから」と。
ほう。産まれたてだからこんなに騒ぐのか。お腹の中から外に出てきて落ち着かないんだろうなあ と勝手な解釈をして納得してしまった。





そんなことがあるわけない。





里花の泣き声に看護婦さんも気になる様子。ある看護婦さんには「あなた母乳?」と聞かれたので、「うん。でも足りていないみたい」と答えると、「お腹すいているわね~」と嫌味っぽく言われた。思わず、「ミルク、あげてもいいですか?」とたずねると、「もちろん!ミルクあげる?今すぐ書類持ってくるわね!」とナースステーションに飛んでいった。

私は「母乳で育てます」と最初に宣言したので、母乳とミルクの混合にする場合は変更する旨を書いた書類にサインをしなければならない。融通が利かないというか、なんというか。でもこれも事故防止、訴訟防止のためなんだろうけどね。

看護婦さんが持ってきたミルクを里花はごくごく飲んだ。そして満足げな里花に向かって「この子にはこれがいるわね」とおしゃぶりを押し込んでうれしそうにまたナースステーションに帰っていった。

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