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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

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サッカー少女 その2
里花さん、相変わらず走り回っております。

AYSOのシーズンも大詰め。
里花さんの所属するBlue Tridentは全10チーム中3位でリーグ戦を終えました。
この結果を元にプレイオフが始まりました。
このプレイオフで上位2チームに入ると、来年1月から地区外でのトーナメントに出場することができます。

日に日に強く、そして仲良くなって行くチームメイト達。
もうBlue Tridentとして試合が出来なくなることを寂しそうに話す子も出て来た。
里花もそう。
彼女にサッカーを教えてくれたBlue Tridentのコーチとチームメイト達と少しでも長くプレーしていたい。その為には勝たなくては。

リーグ戦3位なので初戦はシード。
2戦目の相手はリーグ戦2位通過のRed Rubys。  
先日の試合ではずっと0-0で、試合終了間際に1点を入れられた悔しい相手。

試合開始早々、1点入れられて、すぐに追いつくもまた1点入れられて、2-1。


んー。なかなか厳しい試合だなあ。向こうの方が一歩上か。
こちらの精神面の強さもキーになるなあ...
なんて考えてたら、里花さんゴール!!!

 


おーっし!試合はふりだしに戻った!
頑張れー! Blue Trident!



残り15分。
里花さんがもう一度ゴールを決める。やった! 逆転だ!


どうかどうか、このままホイッスル鳴ってくれー!



ただ見ているだけの長い長い数分間でしたが、ピーっと試合終了のホイッスルが聞こえた。


 Blue Trident、決勝進出決定!
やったー!!!



あー。なんて嬉しいの!
相手チームのディフェンダーは本当にU10か?という体格の女の子。
まだ8歳の里花は何度もぶつかってはこかされて、シーズンが始まった頃はよく涙していた。
でも今日はグッと歯を食いしばって立ち上がってたな。

痛かったよねー。よく頑張ったねー。
今日はママが涙出たよ。




余韻に浸る間も無く、その日のうちに決勝が行われる。
約2時間後。
試合会場近くのコーチ宅でつかの間のブレイクタイム。
お食事や飲み物も用意してくださってて。



「ひょっとして優勝するかも?」
「1月のトーナメントも楽しみだねー。」



なんて親御さん達と談笑していると、バッドニュースが舞い込んだ。


リーグ戦1位で通過したOrenge Strikersが負けた と。


決勝戦で間違いなく対戦するであろうというOrengeがまさかの敗戦。
上位2チームは地区外トーナメントに出場できると書きましたが、それはOrengeが決勝戦に出てくる前提での話。

リーグ戦1位のOrengeには無条件で地区外トーナメント出場権が与えられるので、
我々Blue Tridentは残り一枠のトーナメント出場権を賭けて決勝戦に臨まなくてはならなくなった。

優勝しなくちゃ、シーズンと共にBlue Tridentも終わる。
嫌な緊張が走る。
いや、この子達ならやってくれる はず。



…試合というものはやってみなくちゃわからないですね。
決勝戦の相手はリーグ戦4位のグリーン。
グリーンには一勝一引き分けの過去がある。

延長の末のPKで勝ってきているので、我々よりは疲れていたはず。
勝てる試合だった のかもしれない。


でも、負けちゃいました。
普段泣かない子も泣いてたな。
勝たせてあげたかった。
でも結果が全て。


気持ちを切り替えて、メダル授与。
負けたけど、トーナメント出れないけど、10チーム中2位だぜ!
準優勝だぜ! すごいよ!君たち、すごいよ!
本当によく頑張ったね!





そしてそして、ありがとう。
親の私たちもいっぱいドキドキ、ワクワクさせてもらいました。
全くサッカーの分かんない私が、毎週土曜日の試合が楽しみで仕方がなかったんだから。



里花さんの初めてのAYSOシーズンはBlue Tridentと共にリーグ戦3位、プレイオフ準優勝という結果で幕を閉じました。





でもこれから第2章が続きます。

ある試合中、スーツ姿の男性にパパが声をかけられた。
「背番号5番のお父様ですか?」

なんと、AYSOから選抜されたプレーヤー達だけで編成される「AYSO SELECT」に里花さん、担当コーチからオファーをいただきました。
 
これからはチームメイトのレベルも試合相手のレベルもグッと上がる模様。

でも本人は

「やったね!またサッカーができる!」

ってな感じ。


シーズン終わって少しホッとできるかと思いきや、早速2日後には練習開始。
またサッカー漬けな日々が始まりますが、私も頑張らねば!
応援してくださいね☆

 わが娘ながら惚れ惚れする(親ばかです)


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