トモミのひとりごと

９月に入園したばかりなのに早速個人面談がありました。
こっちって州法だかなんかの決まりで、家庭訪問って行えないんですよね、たしか。

だから小学校とかに行くようになっても、個人面談として親が学校に出向くことになります。

たったの１０分間に設定された面談。
しかし、ジェシーは仕事の合間にやってきた。
恐るべし、一人目＆娘パワー。

子供達がお昼寝をしている間に行われるので、
「こんな感じで寝てるんだー」って今まで知らなかったことが見えて楽しい。
ピンと張った網戸みたいな簡易ベッドに、手持ちのバスタオルを敷いて。
みんなちゃんと寝てるんだよねー。不思議。

里花は私たちの気配に気付いてしまい、目を開けたけど、
先生に背中ポンポンされてました。


毎日お弁当と一緒に持たせている水筒。
麦茶をいっぱい入れてるんだけど、帰ってきてもあんまり減ってない。
お弁当の時にちょっと飲むだけで、普段のどが渇いても遠慮して飲めてないのかなー　とか、飲める状態じゃないのかなー　とか、ちょっと気になってたのだけど・・・。

教室の中に水飲み場（冷水器っていうの？）があった！
それも子供用に低くなってる。

なるほどー。里花ってばあれ見たらいっつもボタンを押しに走ってるもんな。
学校にあるなら使いたい放題やわ。
そりゃ、麦茶も減らんというわけだ。



先生のお話では

「良い子すぎで怖い」

ということでした。


園での里花は先生の言うことを良く聞き、全然手のかからない子だそうです。
だから家でストレスを発散できているのかどうかが先生の気になる点とのこと。

子供って外で良い子ちゃんになるか、家で良い子ちゃんになるかどっちかなんだって。

学校で良い子をしている里花はきっとストレスを貯めているだろうから、それを家で出しているのなら問題は無いけど、家でも良い子ちゃんならちょっと心配なんだと・・・。


んー。実は園に行きだしてからの里花は本当に良い子ちゃんなんだよねー。
確かにふにゃ～と甘えてくることもあるし、航晴とケンカしてギャーギャー泣いていることもある。
それがストレス発散かと言われれば、そんな気もするし、普段の一部のような気もするし・・・。

先生には

「家でも本人がしたいというようなことがあればさせてあげてください」

と言われました。



ホワイトボードを使って先生が

「まず大きな丸を書いて～」

「その中にお目目を書いてみましょうー。お目目はいくつかなー」

「髪の毛もかいてみようか～」

などと言いながら書き、子供がどのくらい先生と同じ様に書けるかをみたところ、里花はとってもよく出来たそうです。
クラスのみんなの分を見せてもらいましたが、人の顔になっているのは里花ともう一人の子だけ。
あとはぐちゃぐちゃ色を塗ってみたり、グルグルがいっぱいあったり・・・。

「これは絵が上手下手ということではなくて、きちんと私の言うことを聞いて、理解しているという証明なんです」

と先生。
園での里花は人の話が聞けているらしい。
私の話は右から左のクセに。


ま、そんな感じであっという間に終わった面談。
良い子ちゃんは心のSOSを見抜くのが難しいらしいので、学校から帰ってきた里花をこれからも良く見てあげようと思います。