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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

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梅仕事
今年は生梅が手に入った。合計20ポンド。
昨年までは冷凍しか手に入らず、それでも手に入っただけマシな方だったのに、今年はラッキー。



天候がイマイチでできはそんなに良くないみたいだけど、贅沢は言いませーん。


3日ほどダンボールの中で熟成させ、黄熟して匂いも良くなってきたので梅仕事開始。

痛んだもの、傷が激しいものをはねたら正味8キロになった。
8キロもあんのか~、と気絶しそうになったけど、4キロを梅干に、2キロを梅酒に、最後の2キロは梅ジュースに決定。


以下、覚書も兼ねて手順を。
【梅干】
なんと言ってもカビが怖い。ので、この地で初めて作るのなら塩分20パーセントくらいで確実に作った方が良かったのかもしれない。
だけど、塩辛い梅干は好きでない。子供たちは酸味控えめのはちみつ漬けが好き。
せっかく作るのに、出来上がりが好みの味でなかったらガッカリするので、
調べたところ、糖分を足すと梅酢の上がりが良くなるらしいので、5パーセント減の塩分15パーセントで挑戦してみます。

※材料
梅4キロ
塩600グラム
ハチミツ160グラム
氷砂糖240グラム

きれいに洗って水分を取る。なり口を除去してホワイトリカーでひとつずつ消毒。
ビンもホワイトリカーで消毒して、塩とハチミツを混ぜたものをまんべんなくまぶしながら保存ビンへ投入。

重石をして完了。
氷砂糖は追々追加していきます(その方が皮が柔らかくなるらしい)



仕込み後2時間ほどでもうこのくらい梅酢が上がってきた。
この梅酢がができるだけ早く、梅全体がつかるまであがればいいのだけど・・・。

と仕込み後数日は不安でしたが、3日もすればこのとおり!
母にも「上々」とほめられた。




残り2キロ
【梅ジュース】
一昨年からのハチミツシロップがまだ残っているし、梅ワインも熟成中。
なので、氷砂糖だけを入れるジュースにしまーす。

消毒した梅と氷砂糖を交互に。最後にお酢をまわしかけてビンを動かしながら梅全体が酢で濡れるようにしておく。

氷砂糖の粒が残っている間は毎日一度ビンをゆすってあげます。
一度に入る大きさの容器がなくて、1キロづつ分けたんだけど、なぜか一つだけ発酵しちゃった。
発酵止めのお酢も入れたのに・・・。

中でぶくぶく、シュワシュワ しています。
このまま酵母を取ってパンにするか?

残り2キロ
【梅酒】
飲まないくせに梅酒など? な感じだけど消毒用にホワイトリカー(「純」メッチャ高い!)を買っちゃって余ってるし、梅酒なら私ものめるので仕込みました。

梅干で使った氷砂糖の残り(760グラム)とホワイトリカーを適当に。
梅干作業で集中力がもう切れちゃったので、あまり気合がない私。
ま、ホワイトリカーがしっかりつかるのでカビの心配もないし、気は楽なんだけどね。

けどここでちょっと失敗。
ホワイトリカーをボウルに入れて一つ筒梅を消毒していたのに、だんだん疲れてきて一度に5個くらい入れてゴロゴロ振り回してたら、梅同士が当たったようでえらい色が変わってしまった・・・。

梅はとってもデリケート。大事に扱いましょう。




合計8キロの梅相手の梅仕事、とりあえず終了。
シロップは2週間もすれば飲み頃。
梅干は来月干します。
梅酒は来年のお楽しみ。

梅仕事自体は豊かな仕事っていうのかなあ、すごく楽しいんだけどさ、
今回の仕事に必要な経費が

氷砂糖1キロで9.89ドル×3袋
ホワイトリカー 2本で20ドル強(特価で)
保存ビン 10リットル 3リットル(日本の梅酒用がやはり便利でよくできています)

でトータル約80ドル!!

アメリカ生活の極意=納得できないものは作る! といってもこのコストを考えたらなんだかなあ。

ま、梅はもちろん、材料が揃うだけマシなのか・・・。


梅干の経過はまた後日UPします~☆

 おいしくなーれ♪


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