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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

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新しい家族のご紹介
「えー?トモミさん、まさかの出産!?」

ではないです(爆笑)
ヒラキ家にペットが加わりました。犬でもネコでもありません。


オカメインコ


です。



半年以上前、たまたま通りががったある方のブログにオカメインコの記事があり、
読んだとたん、「オカメインコってこんなにかわいいのか!」と、心臓をズキューンと撃ち抜かれたような衝撃が走りました。
SNSに投稿されている画像や動画を見てはキュンキュンし、オカメインコの性格や習性、飼い方など、オカメインコにまつわる情報を頭に入れては、自分が飼う姿を妄想しておりました。


しかし、私は生まれてこのかた動物を飼ったことがありません。(熱帯魚は飼育していたけれど)
住んでいる環境上、1年に1度日本に帰国することがあります。その時はどうしよう?
普段の生活の中では里花の遠征で1泊~2泊留守にする時もあります。
病気になったとき、鳥の病院はあるのか、人間の治療費がベラボーに高いアメリカですが、鳥の治療費ってどんなもん?

それに、オカメインコの寿命は平均16~17年。20年以上生きる個体も珍しくないそうで、
私がおばあちゃんになっても面倒をみることができるのか とか、臭いとかは飼っちゃうと麻痺しちゃうのかなぁ とか、小さな命を引き受け、初めて飼うからこそ、ものすごく慎重になっていました。
だから、しばらくは家族に相談するという概念もなく、妄想の中でオカメインコと暮らしていました。

暇さえあればオカメインコの記事を見ている私を見て、ジェシーは「飼っていいよ」とすぐに言ってくれました。でもなかなか踏み切れなかった。インターネットの中のオカメインコはとてもかわいいけれど、私は鳥なんて触ったことがない。飼っている人に間近で見せてもらったこともない。
そんな私が(家族も)鳥と生活できるのかという不安がなかなかぬぐえずにいました。

うちの近所(歩いて5分)に鳥専門のペットショップがあるのは知っていました。
大きなオウム類もたくさんいて、お店に入ると「ハロー」ってしゃべってくれたりするのが面白くて、子供たちとたまに遊びに行っていました。

このお店が実はすごかった!

鳥に関して知識の高い方が何人も働いており、必ず雛から人の手で育て、手乗りの状態で販売している。
オカメインコを雛から売っているペットショップもあるのですが、自分でえさを食べられるように育てるにはなかなか難しいらしく、途中で落鳥(死なせてしまうこと)させてしまう飼い主さんも多いそうです。
なので、ここでは一人で食べられるようになってから販売するというポリシーがありました。

店内には鳥用のホテルも完備されていました。
数泊はもちろん、長期滞在やデイケアも可能でした。
爪切り、くちばし研ぎ(希望があればワックスがけも)、羽の手入れ、お風呂に入れてドライヤーで乾かしてくれるサービスまでありました。
何かあったとき、すぐに相談に乗ってくれる場所が近所にあるのは私の不安を大きく取り除いてくれる存在でした。

そのお店に、「見るだけ―♪」と、窓の外からちらっと見えたオカメインコを目指して店内に入りました。
聞けばその子はもう1歳になっており、品種からすぐにオスと分かりました。

希望のオスと品種だったけど、できたら一人餌になってすぐくらいの子(生後4~5ヶ月くらい)が欲しいと思ってた私。それくらいから育てるととても人になつき、いろんな歌やことばを覚えると聞いていたからです。

「今、オカメインコの幼鳥がたくさんいるけど、お渡しできるのはもう少し後なんだ」

と言いながら、店員さんはその1歳の子をかごから出して私のところに連れてきました。

「大丈夫だよ」

というので、おそるおそる指を差し出してみたら、ひょいっと私の指に乗り、
そのまま腕をテケテケと伝って登り、肩にちょこんと乗った。

「こいつは肩に乗るのが好きなんだ。ちゃんと手乗りにしてあるし、健康状態も良くって、アメージングな子だよ」

と、店員さん。
そしたら、肩の上のオカメインコが陽気に歌いだした!

「嬉しいんだよ、こいつ」



生まれて初めて鳥に触れた瞬間。
オカメインコの大きさは知ってたつもりだったけど、思ったより小さくて、丸くって、暖かくて、私の耳元で一生懸命歌うこの子に、もうノックアウトでした。
ジェシーもその様子を見て
「連れて帰るでしょ?」
と言いました。

見るだけ― と、(本気で)思ってお店に入ったのに、急展開でお迎えすることになった。
現金払いだと安くできるとか言われて(笑)、銀行に走ってから再訪し、
家のどこに置くかも全く決めてないのに、かごやら餌やら、一式そろえて帰ってきてしまった。

妙なことに、鳥カゴの置き位置はあった。
恐ろしいくらいぴったりだった。
運命は必然ともいう。


名前は妄想時代(笑)から決めてある。

「ひのまる」

オカメインコの特徴ともいえる丸いチークが日本の国旗「ひのまる」をイメージさせる。
日本、日系というものを意識して暮らしているヒラキ家にはぴったりの名前だと思っています。

ということで、ブログ内には「ひのまる」のカテゴリーも作りました。

新しくヒラキ家の家族になった「ひのまる」をどうぞよろしくお願いします。


オカメインコの「ひのまる」です!

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