トモミのひとりごと

AAUWという非営利団体が主催するTeck Treckキャンプというものに、里花が選ばれました！





Science（サイエンス）
Tecnology（テクノロジー）
Engeneering(エンジニアリング）
Math（数学）

この頭文字をとったSTEMという言葉が最近アメリカの学校で頻繁に使われるようになりました。
少し前まではサイエンスのみにフォーカスがあり、学校でもいわゆる日本の「自由研究発表」みたいな機会にはサイエンス（理科）の分野でのプロジェクトを課せられるのが常でした。


これからはサイエンスだけでなく、そこにテクノロジーやエンジニアリング、数学へも分野を広げて、総合的な理系脳を持つ子供を育てようという動きがあります。

とはいっても、世の中にはまだまだ男性の科学者や工学者が多いのが実態。
AAUWでは未来の理系分野にたくさんの女性を輩出していこうという目的のもと、その活動の一環として、７年生（中２）女子を対象に有名大学にて一週間のSTEMキャンプを実施しています。

組織の歴史はなんと1881年から。
当時大学を卒業した女性8名が集まり、もっと女性が勉強する機会を、活躍する機会を作らなければいけないと話し合ったのが始まりだそうです。
今では全米に支局がありますが、カリフォルニアは参加大学がとても多いのが特徴です。
（UC系やスタンフォードなど）



今年1月中旬ごろ、学校から大きな封筒をもらって帰って来ました。
7年生の女子の中から5名、理数系の先生にノミネートされたメンバーに里花が入っていました。

その封筒の中身にある申込書と質問形式の書類、そして将来STEMの分野でどういうことが行われたらよいと思うかみたいなお題のエッセイを送り返しました。
５人中選ばれるのは２人のみ。
里花曰く、みんな理科や算数の成績が良い子たちばかりだった　なんて言ってたので、あまり期待はしていなかったのだけど。。。

今日、そのお返事が届きました！
UC サンタバーバラ大学で１週間のSTEMキャンプ参加者に選ばれました。

お手紙によると合計３つの市にまたがる18校の中から各校2名づつが選出され、
選ばれた36名全員がUCサンタバーバラ大学ではないらしいので、（同じ中学の参加者同士は違う大学にされるみたいです）少人数での濃い内容のお勉強ができそうな感じ。
なんてすばらしい機会を頂けたんだろうと、選んでいただいた先生方やAAUWには感謝しかありません。

前出の質問書には希望大学を選択する欄があった（らしい）のだけど、
家から近いUCアーバイン大やUCサンディエゴ大などがある中、パパはあえてUCサンタバーバラ大を第一希望にしたらしい。
UCサンタバーバラ大、、、女子サッカー強いんですって（笑）

今回の目的はお勉強のキャンプだけど、夏休み中なので、練習しているサッカー部に遭遇することもあるかもしれない。それはそれで里花にとってとても良い刺激になるのかな　って、どんな時もサッカーを忘れていないパパでした（笑）

でも（パパの）第一希望が通ったんだもんね。サッカーの神様も応援してるのかもｗ

6月にはオリエンテーションがあり、10月にはキャンプ参加者が集う祝賀会も予定されています。
また違う分野でお友達を作って、楽しい経験をしてきてほしいと願っています。