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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

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航晴の進路
小学校の卒業式が終わって、1週間。

航晴は私立の中学校に通うことが正式に決定しました。

小中高関係なく、日本ほど私立学校の選択がメジャーでないアメリカ。今までその存在を知らないまま過ごしていたと言っても良いくらい、私立校には無関心な平木家でしたが。。。

ひょんなことからその学校の存在を知り、不思議なことに知ったその瞬間から水が流れるように色んな情報が流れ込んで来ました。

私立と言っても色んな種類があって、今回ご縁があったのはPreparatory School (Prep School)
簡単に言うと、大学進学に特化した進学校です。

航晴はその学校の中学部に入学することが決まりました。

年明けに願書提出。
まずは学校見学に始まって、その後個人面接や親の面接、学力試験に内申書や成績の提出。
シャドーデー といって、丸一日体験入学する日もあり、日本のお受験と違い、学校に行く機会がとても多かった印象でした。

最初は
「みんなと違う中学校に行くなんて、ありえない!」
と背中を向けていた航晴でしたが、1学年1クラス(それも20人以下)の少人数制ならではの深く掘り下げた授業内容や、学校の設備、
そして何よりも個人の自立を促すための自由な校風が気に入ったようで、シャドーデーは「すごく楽しかった!」と帰ってきて、あっという間に「この学校に行きたい」 と思うようになりました。

IT化が進んで、スマホ中毒とかネット依存等が深刻化する中、大人も子供も「自分で考える力」が希薄になってきているなーと思う最近。

グーグルアレクサさんに聞けば何でもすぐに答えてくれるから、自分で調べないし、確認しない。
時間の短縮にはなるかもしれないけど、少なくともジェシーと私は自分の子供たちに調べたり考える時間を惜しんで欲しくないと思ってる。

でもゲーム大好き、Youtube大好き航ちゃん。
PCに向かってるくせに、今何時〜? と聞いてくる。
画面に出てるだろうが!!!
家には時計もあるんだぞ!

ここの高校は大学進学に向けての準備に特化する為、もちろん勉強量は多い。でもその多い勉強量を自力でこなしていける様に「勉強のやり方」や「考え方」、「勉強への適応力」みたいなのを中学部で身に付けさせてくれるという部分にとても期待しています。
授業開始のチャイムが鳴らないのも、生徒の意識、自己管理力を促す為なんだって。
自分でやる って本当に難しいですからね。

ありがたいことに、これまでの野球や陸上部での功績を考慮していただき、体育の奨学生として奨学金も出ることになりました。

プレップスクールはその教育理念として、リベラルアーツ教育=ただ勉強さえできればいいというのではなくて、スポーツや芸術にも親しみ、自分で考えた意見を言い、人の発言にも耳を傾ける、そのような「バランスのとれた人格をそなえた人」を育てようという教育 を掲げています。

別に私もジェシーも有名大学に行って欲しいなんて思ってません。
蛙の子は蛙。そんなにお勉強ができるとも思ってないしね(笑)

ただしっかりと社会で生きていける人になってくれれば、人の痛みがわかる優しい人になってくれれば良いと思ってます。

これから始まる新しい環境に胸をワクワクさせている平木家のご長男。
姉ちゃんの存在に隠れてないで、思いっきり楽しんで欲しいと思います!




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