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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

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いろんな形
東日本大震災が起こって3週間。
震災直後に比べて、いろんなことが変わってきたように思います。
募金やチャリティコンサート、イベント、ここアメリカでもいろんなところでその活動を目にします。

今日は私が通っているヨガクラスでドネーションクラスが行われました。
日本人の先生が発起人となって、無料レッスンを開講。
そして教室の隅に募金箱を用意するので、お気持ちを入れて欲しいとのこと。
集まったお金はアメリカ赤十字社を通して日本の赤十字社に寄付します。

今日と明日の二日間行われるのだけど、今日は日本語でのレッスンということもあり、参加してきました。

通い始めて2ヶ月。
場所柄日本人の生徒は多いなあと思っていましたが、日本人はもちろん、外国人の方も大勢参加していました。

普段は英語のレッスンなので、細かいところまで理解してやれていない気がしていたのが少しストレスだったけど、いつもと同じレッスンを日本語でやっていただくことで、そのストレスがかなり解消されました。
(理解力ないので日本語でもついていってないときもありましたが 汗)

すべてのポージングが終了したあと、先生が今回のドネーションクラスへの参加にお礼を言ってくれました。先生のご家族は東京なので津波などの被害にあったわけではないけれど、
ここにいる私達同様、遠く離れた日本への想いを形にしたかった気持ちを話してくれました。そして泣き崩れてしまいました。

ここにいる日本人はみんないろいろな理由や訳があって日本を離れて暮らしています。
アメリカはとっても良いところで、ずっと住んでいたいくらい大好きだけど、日本のことは愛しているんです。
だから遠く離れてたって思い続けています。

日本のコンビニのおにぎりがこんなにもおいしかったなんて、自販機のジュースの種類がこんなにも多かっただなんて、こちらに来てから実感したわけです。

日本にいたら当たり前すぎて気がつかなかったような小さなこと。
だけどアメリカに来てから、それはものすごいことなんだと実感した。
そんな日本のすごいところをみんな誇りに思っています。

だからみんなまた元通りの日本になるように祈っています。



最近はあちらでもこちらでも募金募金で、正直どこに焦点を当てたらいいのか分からない状態もあります。

今日みたいにいつも通っているレッスンを無料にしていただけたら、その分の授業料を募金できるので、参加しやすかったです。
長い支援を考えたら、こういうスタイルの方が良いのかもしれません。
(イベントの趣旨などがきちんと信頼できるところを選んでくださいね)


マイミクさんから回ってきた、陸前高田市に派遣された看護師さんのブログ
マスコミからは伝わらない、現場の生の様子をとても正直な文で綴られています。
(記事一覧から「1.被災地へ」から順に読まれることをオススメします)

いろんな支援の形があって、それらに賛同していく人々もさまざま。
だけどやっぱり「ありがた迷惑」や「おせっかい」にはならないように、気をつけて生きたいなあと思わされた文でした。

先生が「たとえ家族が元気だと分っていても、たくさん電話して、お話を聞いてあげてください。それだけで安心を与えることができますから」
って言っていました。

聞いてあげること・・・。

簡単なようで難しいことかもしれません。
40歳も近くなると自分の考えを押し付けがちになりますからねー。
気をつけます。

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