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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

カリフォルニアばあさん
この強烈な響きに心を奪われた。

「カリフォルニアのばあさんブログ」
カリフォルニア州サラトガに住む、60+歳のChiblits(ブログ内での名前)さんこと、
レイ久子(著者としての名前)さんが書いています。


このお方、最初は娘さんに「ボケ防止のためにやりなさい」といわれてブログを始めた。
日常のこと、ご主人のこと、お子さんのこと、そんなことを綴っていたごく普通のブログだったのに、お料理やベイキングを研究することが大好きで、なんでも手作りしてしまう性格が後押ししてブログ上でそのレシピを公開し始めた。

それがいつしか大人気になっちゃって、とうとうレシピ本まで出しちゃった。
私は全く知らなかったのですが、知っている人は知っているという超有名人だったみたい。

カリフォルニアばあさんの料理帖

彼女の作るお料理やデザートはアメリカに住む私にはとてもありがたいレシピばかり。
そりゃそうだ。カリフォルニアに住んでいるんだもん。材料が手に入らない~ みたいなことにはならない。

アメリカに住んでいると時々、「△△が食べたい」とか無性に思ったりするものです。
でも手に入らない。じゃ、作る。
材料が手に入らない。じゃ、それも作る。

「△△もないねんでー、もうアメリカ嫌や~」となるのか、自分で作るのか。
これってアメリカで生きていくための蘇生法だと私は思います。




一般の主婦がブログからレシピ本を出して一躍有名になることは昨今そう珍しくなくなってきたけど、それまでそのブログで閲覧できていたレシピたちが、出版と同時に一斉に見られなくなってしまうということが発生したりする。

要は

「レシピを見たいなら本を買ってください」

ってことなのだろう。


そうなると、「何か新しいメニューとレシピ、UPされてるかな~?」と楽しみにアクセスしていたのに残念な気分になる。

だけどChiblitsさんは自分の本が出版されたって、レシピ公開はそのまま。
写真だってそのまま。嬉しいことに作業手順を動画で貼り付けてくれていたりする。
それもそのまま。
それどころか後で追加されたり、アメリカと日本の計量換算表なども添付してくれていたりする。

毎記事、時には100件以上つくコメントにも丁寧に返信する。
レシピの質問にも「レシピに関してはお答えできません」とか「著書の注意書き部分を読んでください」とか、そんなことは一切ナシ。
ブログってこうあるべきだよね。


ブログを書く理由は管理人それぞれ違うと思うけど、コメントがつき、読んでいる人が多くなれば多くなるほど、最初は知り合いばっかりだったのに、全く知らない人がブログを読んでくれるようになればなるほど、みんなに情報を提供したいと思うようになるのが普通だと思う。

子供の名前だったり、住んでいる家だったり、非公開にしたい部分っていうのはあって当然だけど、

「旅行に行きました~。また行きたいです~!」

って素敵な写真もいっぱい載せてるのに、どこに行ったのかも書いてない人っているよね。
私はああいうの大嫌い。個人的に。
ブログの趣旨を間違っている気がする。
自分がブログで書いたらどっかに迷惑になるとでも思っているのでしょうか。
芸能人や有名人が書くブログなら分りますが。
迷惑になることが怖いのなら、最初からそれに触れる記事を書かなきゃいいのに。

本が出たからってレシピをブログで見せないなんて。
何のためのブログだったんですか? と問いただしたくなる。



まあそんなことは私の個人的意見なので軽くスルーするとして、
Chiblitsさんのブログはそういう意味で私のツボをガシッとつかんだわけです。


それにね、お料理やデザートの写真やレシピを見るのもとても楽しいんだけど、
30年以上のアメリカ生活の中で感じた日常を綴っている記事も面白い。

息子を産んだときは徴兵制度のことで不安になったりして、その後徴兵制度は廃止されて安心したというのに、空軍の歯科医になってイラク戦争に派遣された。
そんなときに思ったこととか、お孫さんが生まれたときに心から感じたこととか、
そういうのがいろいろ。

学校はどこがいい?とか、日本語補習校はどうするの?とか、
そんな今の私の悩みなんてとても小さなことに思えるような気分にさせてくれる。
日本から嫁ぎ、お子さん2人をアメリカで育て上げ、お孫さんまで授かったカリフォルニアばあさんはとても人間の幅が厚いというか、人生の年輪をしっかりと重ねた素敵な「ばあさん」と呼ぶには失礼なほどの女性なのです。

私もこのままはにーちゃんの転勤とか転職とかなければ、
いつかは「カリフォルニアに住むばあさん」にはなるだろう。

だけど子供のためにパンを焼き、じいさん(ご主人)のためにおいしいサンドイッチを作り、、子供が大学進学のために実家を出て行って、その寂しさに耐えられないお友達にケーキを作って持っていく・・・

そんな本当の意味でのカリフォルニアばあさんになれたらいいなあ。
と思いました。

先はまだまだ長いぞ。力を抜いて行こ。

拍手[32回]

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コメント

1. 無題

ともみさん、カリフォルニアばあさん、昨日もチェックしたので、びっくりした!
わたしも時々のぞく大好きなブログです。
実は、本も持ってます。貸そかー?
(なんにも作ったことないけど、あはは。)
サンクスギヴィングにむけて、掃除のことだけ考える1週間でしょ。
いつも、うむむ、と興味深く読んでます。

Re:無題

わ。本持っている人発見。ビックリした。今度見せてね。

アメリカの良いも悪いも体験した上で書く記事って重みがあるよね。
この年代の方のブログってあんまりないからすごい貴重だと思うわ。

掃除の記事・・・。確かにそうやねん。いっつもあれもこれもしなアカン、あそこも掃除しなアカン、あ、買い物~!!! って一人でテンパって、イライラしてダンナに八つ当たりして、険悪ムード・・・。
せっかくのホリデーなのにね。今年は参考にしてます!

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