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トモミのひとりごと

アメリカロサンゼルスから日常のことや育児のことなどいろいろ

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補習校卒業式で思ったこと
あくまでも個人の感想と見解です。

先日行われた里花の日本語補習校卒業式。
1番驚いたのはその人数です。

幼稚園の年長から里花は居ましたが、その時は2クラス。まあ幼稚園から補習校っていうのはあまり一般的な考え方ではないので、(特に日系幼稚園に通っていれば) 妥当な人数だったと思います。

それが1年生入学時に4クラスになった!
記憶があいまいだけど、1クラス23、4人居たような。全体で約90人くらいでしょうか。意外と100人居たんじゃないかなー とも思います。
入学式も賑やかで華々しいものがありました。

補習校の「峠」と言われる3年生〜4年生。
ここでクラスが一気に半分に減りました。
1クラスの人数が20人を切ってきたのもこの頃です。

そして卒業式。2クラス合計36名。
うち、1年生から居た生徒はその半分も居るかな。
という人数。

補習校維持がどれだけ大変かが分かると思います。うちも何度挫折しそうになった事でしょう。

卒業式で、その存在が立派だったのは中学部の卒業生たち。
たった15人だけ。もちろん1クラス。

比率は意外にも男子の方が多かったです。

この15名。最終的にすごく仲が良くなったそうで、休日にボーリングしたり、ショッピングモールで遊ぶ事もあったんだとか。

みんな現地の学業やスポーツなどに忙しい中、
土曜日行くのは大変だけど、お互い頑張ろうという仲間意識がそこに見えました。
泣いている女子もいたな。
そんな子にも「補習校辞めたい」って思った時期もあったんだろうなー

こちらに住んでいる日本人にはいろんな理由があって住んでいます。
家庭によって日本語学習のゴールも目標も違います。

全卒業生のスピーチでは、すらすらときれいな日本語で言える子、英語で書かれたメモを見ながらたどたどしく話す子、発音が外人のように話す子、いろんな子がいました。
みんなそれぞれ、自分らしく頑張ってきた証だと思います。

ああ、この卒業式を事前に見ていたら、里花にも中学部を勧めていたかもしれません。
そのくらい中学部の卒業生は立派でした。

継続は力なり。

これからもうちの子たちには日本語を勉強させていきたいと切に思った日でした。

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